白骨温泉


□所在地
長野県南安曇郡安曇村白骨温泉

□交通

長野道を松本インターで下り、国道158号線を高山方面に向かいます。
沢渡(さわんど)の少し先に白骨温泉方面の看板があります。(右折して入るようになっているから注意)
11月5日以降は閉鎖されるため注意が必要です。

□近くの穴場

なんといっても上高地でしょう。おすすめは朝早くに沢渡に到着し、村営の駐車場(1日700円)に車を置いて、バスまたはタクシーで上高地に入ります。
3人以上でしたらタクシーをおすすめします。大正池までなら3500円程度、終点までなら4500円程度です。(松本電鉄のバスは一人一律1350円)
午前中に上高地を散策し、(大正池で下り、河童橋までの自然探訪路が一番おすすめ)早い時間に再び沢渡まで帰るようにします。(だいたい2時以降になるとラッシュが始まります) このあと沢渡から、自分の車に乗り換えて白骨温泉に向かいます。

帰りは、松本インターで入らないで、県道48号線に入り、塩尻インターで入ると渋滞を避けられます。

□料金

大人  500円
子ども 300円

□営業時間

10時から5時(8月は5時半まで)

□概要

典型的な露天風呂です。外観はひなびた山小屋風ですが内部は比較的新しく、設備も十分です。
男湯は外から丸見えですが、女湯は覗かれることはありません。
客層はほとんどが観光客です。特に若い女性が多いようですが、登山者の姿も見うけられます。
湯船での話題は、穂高の登山について(登山者が勝手に話し掛けてきます)、上高地へのバスの悪口(特に料金の高さ)、阿房トンネルの完成時期とその後の交通事情など、耳寄り情報を得ることができます。

入り口からすぐ階段になっていて、およそ20mほど下ります。
管理人詰め所前の券売機で券を購入し、管理人に渡してから入ります。
管理人のおじさんと話すと、地元情報をいろいろ親切に教えてくれます。
案内所前の道路から眺めた写真です。画面右下が男湯で、入る前に混み具合がわかります。


湯船からの眺めは最高です。特に紅葉時期がいいでしょう。湯船は少し滑りますので注意してください。また、真ん中から時々熱い湯が出てきます。

□おすすめの日帰りコース

早朝(7時頃)に沢渡に到着するようにします。高井戸インターから3時間程度(途中速度規制は80Km/hのところがほとんどです)。
お弁当を持たないできたときは、新島々にセブンイレブンがあります(道路左側)。
沢渡の村営駐車場に着いたらすぐにタクシーに乗り換えて上高地に向かい、大正池で下ります。
自然探索路を河童橋まで歩きます。(カメラは必ず携帯しましょう。大正池の朝霧、霧氷など素人でもいい写真が撮れます)
明神池まで足をのばしてもいいのですが、感動は多少薄れます。特に、明神池周辺は俗っぽくてあまりおすすめできません。明神池に行くなら、行きは右岸の探索路を利用し、帰りは左岸の探索路を通って足早に帰れます。
ターミナルまで戻ったら、帰りの足として3人以上なら迷わずタクシーを利用しましょう。午後の早い時間なら待たないで乗れます。バス利用なら、列に並ぶ前に必ず乗車券を購入しましょう。乗車券を持っていないと、乗る段になって断られ、もう一度長い列に並ばされてしまいます。
沢渡から自分の車に乗り換えて、白骨温泉に向かいます。途中道路が狭く対向車も多いですから、無理をせず広いところで相手を待つようにしましょう。到着したら、案内所手前の村営駐車場に車を置きます。温泉までは50mですし、温泉前の駐車場は混雑していて、なかなか入れません。特に4WD車などが温泉前の駐車場に入ろうとして道路を塞いでいることが多いですから気を付けましょう。
村営駐車場脇の公衆トイレはぜひ利用してみてください。アンティークな雰囲気がよろしいです。
温泉に入ったら、5時まで居てそれから帰ります。(地元情報では、松本までの国道158号線は3時から5時が最も混むそうです)
松本に近づくにつれ渋滞がひどくなりますから、新島々を抜けたら右に折れて県道を塩尻方面に走り、塩尻インターで長野道に入ります。(この抜け道は有名ですから、逆に豊科インターを利用する方が早いこともあるそうです。この場合は、新島々の手前で梓川方面に外れます。)
中央道は、甲府昭和インターから東京寄りが渋滞しますが、8時を過ぎれば徐々に解消します。別ルートに迂回しても決して早くありませんから、ジッと渋滞解消を待ったほうがよいでしょう。

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瀧山善弘(たきやま・よしひろ)takiyama@act.ne.jp